15 生きる意義と意味

最近ラジオで聞いた話が、とても興味がある内容だったので、ちょっと語りたくなった。

ある精神科医の話である、彼は治療に一切薬を使わない。以前は普通の精神科医と同じに薬を使っていたそうである。彼の理論は薬は一時的に症状を和らげるが、根本治療には繋がらない。そこで、彼は言葉での治療法に変えたそうである。

日本は先進国の中でも自殺者が増加しているそうである。そして他の先進国と比べても鬱病患者が増えているとの事。

精神科医の話では、鬱病患者は自分が生きている意義が無いと思い始める事から発症する人が多いと言う。意義とは価値とも同意語で有る。

常に自分の行動の価値を考える。利害を考える。

その様な人が、何かのきっかけ(退職、同居人の死、挫折、等)で自分の必要性を感じなくなり、生きている価値を見いだせなくなり鬱になると言う。

一方では、同じ事を体験しても。他に生きる意味を味わえる人は鬱病にはならないと言う。「意味」とは読んで字の如く意を持って味わうと言う事である。

例えば、美しい景色を見て感動し、生きている喜びを感じる。

動植物を見て感動する。

趣味の世界で喜びを感じる。

労働で達成感を味わう。

精神科医は患者に生きる意義と意味の違いを語り、人として生きる意味とその方法を解き、言葉で鬱病の治療を続けているそうである。彼はこうした事が根本治療に繋がると説いている。

太極拳を生活の一部として楽しみ、味わい、向上心を持ち、学び続ける者は決して鬱病にはならないと思う。重道

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