14 日本陳式太極拳学会交流大会②

大会の歴史は、①で述べた松戸市民会館から始まりその後、松戸市小金原体育館で10年ほど開催した。

その当時は陳小旺老師招聘記念演武会であり、老師講習会・演武、集団演武、推手試合等を行なった。

小金原体育館は交通機関網の不便さにも係わらず日本中から老師の演武を見たさに数百人の人が集まった。

その後、私が活動の起点を福島に移した2000年、松戸市が建立した柿の木台公園体育館で開催する事となった。

しかし、私が活動拠点を福島に移した事もあり、大会の規模は徐々に縮小傾向に…。

しかし、2011年から徐々に復活❗ 活動拠点も松戸で再開した。

今年の大会では17の加盟団体、演武者数200名で開催された。

遠方からの参加団体は深夜バス、または始発の新幹線で駆けつけてくれた。

出場者はこの日が近づくにつれいつも以上に太極拳の研鑽に力を注ぐ、個々のレベルの違いは有れど皆上達する。この大会の開催目的の一つがここに有る。

会員の集団演武内容も回を重ねるごとに着実に上達している。演武者、大会スタッフ、観客が一つの気持ちとなり陳式太極拳の祭典を一日楽しむ。最後までほとんどの人が帰らない。

毎年各種目の集団演武加盟団体賞が発表されると、参加者が一喜一憂する。

今年の集団演武加盟団体賞は3種目であった。選出は各団体の代表者の投票によって行われる。

その内の2種目を福島陳家溝太極拳道友会が受賞した。この会は以前にも触れたが、新しく2010年に発足された会である。

会の代表者の大槻明さん、伊藤律子さんが中心になり陳式太極拳の正しい普及活動を熱心に行って来た。

その集団演武は誰もが認める内容であった。

そして、大会最後に当会指導員が各種套路演武を披露する。皆それぞれが、日頃の鍛錬の成果を見せてくれた。彼らの演武は中国の大会に出場しても上位の成績を上げるだろう。私は彼らを誇りに思う。

また、今回は大会25周年と言う事もあり、特別集団演武会長賞を授与した。

選出には迷ったが、我孫子太極拳クラブを選んだ。この会は30年もの間、私の太極拳の歴史と共に歩んで来た会である。

そして会長を長年勤めている坂田隆久さんは今年90歳を迎える。

彼は退職を期に太極拳を始め今日まで続けている。キャリア30年のベテランである。今年も会員と共に見事な演武を見せてくれた。

彼は会員皆さんの目標でもある。

私は思う、人生の本当の勝者は坂田さんの様な人だと。

このような大会が毎年続けて開催する事が出来るのも、純粋に陳式太極拳を愛する会員の皆さん、そして準備、運営、雑務に携わってくれたスタッフのお陰と感謝している。 重道IMG_0458 (2)

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